シール印刷 色のお話し
最近は事務所の1F、バー兼イベントスペースでのイベントが増えています
先週は月一のジャズライブ。
明日は、音楽と朗読のパフォーマンスです。
ハリリンは、いつも2Fの梁からそっと覗いています〜。
昼間はこういう景色です。
次回はライブ風景の写真を撮っておくので、お楽しみに〜。
さて、今日は色についてのお話です。
色は印刷で大切な要素ですが、言葉で相手に伝えるのが難しい要素です。
同じ「赤」という言葉でも、人それぞれイメージする色は異なってきます。
明るめの赤と暗めの赤、というだけでも違ってきますよね。
でも、会社のロゴマーク等は、今までと違うイメージの色で仕上がってきたら大変です。
そういう場合は、色を指定しなければなりません。
印刷で標準的に使用する色は、番号を割り振られて管理されています。
代表的な例は「DIC」や「PANTONE」といったインクメーカーが、
それぞれの色見本を定めています。
この「色見本の番号を指定すること」を「特色指定」と言います。
でも、特色ってなんでしょう?
更に詳しく説明すると…
印刷は、以下の4色から色を再現しています。
C:シアン(Cyan)
M:マゼンタ(Magenta)
Y:イエロー(Yellow)
K:ブラック(blacK) ※K=ブラックなのは、Bがブルーを表すためです。
しかし、実はこの4色だけでは再現できない色があるんです。
金や銀、蛍光色などです。
また、パステル系の色もこの4色で再現が難しい色です。
このような場合にどうするかといえば…。
ペンキや絵の具のように、あらかじめインクを作っておけばいいのです。
それが、「特色」です。
特色をうまく利用すれば、手元にあるシールと仕上がってきた色が違う、
ということを未然に防げそうですね。
ただ、特色を指定するのは慣れないと難しそうです。
もし、手元にあるものの複製をご希望される方は、当方に送付いただけたら
色を合わせることができます。
初心者の方はまず、見本を送付ください。